投稿日: 2013/09/27 - 02:29

2012年9月、大阪大学医学部の澤芳樹教授らは、衝撃的な臨床治療の成果を発表した。その患者は重篤な拡張型心筋症で、補助人工心臓なしでは生きられない状態だったが、細胞シート移植で心筋機能が回復、無事退院したというのだ。その補助人工心臓の開発メンバーの1人でもある早稲田大学理工学術院の梅津光生教授は、今回、毛細血管付きの三次元細胞シートの作製に成功した。

投稿日: 2013/09/26 - 20:04

早稲田大学梅津研究室では,外科技能研修のテーマとして,「シミュレータを駆使した非臨床環境における効率的な心臓外科手技訓練の実現」を目指しています.心臓外科の中でも特に心拍動下冠動脈バイパス手術(OPCAB)は高度な技術を要します. そこでこの度,OPCAB訓練装置「BEAT」と模擬血管「YOUCAN」を用いて吻合訓練を実施し,医工学観点に基づき評価を行うトレーニングカリキュラム,「早稲田心臓外科塾」を開催します.今回3回目となる早稲田心臓外科塾は,7月から12月の半年間月1回のペースで行い,講師として大和成和病院院長,小坂眞一先生をお招きし,OPCABの吻合手技についてご講義していただきます.また,各回の2週間後にはCFD解析による評価レポートを先生方のもとにお届けします.トレーニング,評価を繰り返すことで吻合スキルの改善を目指して頂きますので奮ってご参加下さい.

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